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スケスケ水着でサバイバルゲーム②

 結局のところ自分は変態なのだろうか?

 男は男らしく、女は女らしく。常々そうあればいいと思っていた。曜太はごく普通の高校生であると自覚する。
 しかし秋穂の被虐的な笑みと、興味津々な海夏の目の輝きに戸惑うばかりだ。日本女性というのは恥じらいや奥ゆかしさがあるものなのではないのか。
 自分の考え方が古いのだろうかと曜太は真剣に悩む。
 男らしいとはどういうことだろうか。。

 女性用水着の前は勃起してパンパンに膨れ上がっているくせに、曜太はそんなことばかりを考えていた。

「姉ちゃん、こいつでっかくさせてんぞ!」
 海夏は少し頬を染めてドギマギしながらも、いつもの口調は変わりがない。威力の高い水鉄砲を両手で構えた。憎い仇を討つような怒りがある。

「男の子だからしょーがないんじゃない? でも女の子の水着を着ちゃうようなヘンタイ君にはちょっと痛い目をみてもらうしかないよね」
 秋穂は最年長らしく余裕が見えた。片手で水鉄砲を構える。

「…く… そぅ…」
 罠に嵌り、荒い網に吊り上げられた曜太。ぷらーんと身体を晒している。白い水着は濡れ濡れでほぼ全身が透けていた。両手は縛られ、足は竹竿で固定。ミノムシのように身動きができない。真っ赤に羞恥する表情は隠せず、股間の盛り上がりを隠していたパレオも取り去られ男性器の形もくっきりだ。

 できるだけ内股に、背を丸めて顔を逸らした。足を持ち上げ抱え込もうとするが無理な態勢は長く保たないし、そもそも持ち上げたところでチングリ返しのように股間が丸見えになるだけなので意味がない。

「やっちゃえっ」
 秋穂の掛け声で二人の少女が水鉄砲を放つ。

「んぐぅっ!」
 びっしゃーと再び曜太のおちんちんを襲った。水着の中で肉棒がビチビチビチと逃げ惑う。
「ぁがっ ぁあっ!」
 両サイドから二筋の光線がおちんちんに突き刺さる。びしゃびしゃっと地面に水溜りをつくっていった。

「おらおらっ。興奮するようなことなんて何もないのにおっ勃てやがって!」
 悪を成敗するかのように正義感に溢れた海夏。
「ほらほら、小さくさせないと苦しいでしょ? いっそ出しちゃったら?」
 秋穂はあっけらかんとして遊んでいるようだった。

「んっあ!?」
 金玉に水圧がかかる。曜太は身を捩って暴れた。下から水流を充てられ、空中に打ち上げ続けられるボールのようだ。2つのボールが水着の中であちこちに動いた。ころころと激しく強い刺激に曜太がバタバタと悶え苦しむ。
「あぁあぁあっ!!?」
 しかし弱点は晒されたまま。暴れて悶ていてもぷらーんと吊らされ揺れ動いているだけなので少女たち二人は狙いが付けやすい。

「あっはっは! 大きくさせてるからこういう目に遭うんだぜ! 参ったかこのっ!」
 あくまでお仕置き目的の海夏。悪さをする小猿を躾けるようだ。
 しかし水圧は緩むことはない。びっしゃービチビチビチッとおちんちんを襲う。曜太はイヤイヤと頭を振って泣いて止めてくださいと懇願した。
 海夏にとっては水鉄砲くらいで痛みを訴えるなど理解の範疇になかった。金玉に強い水流を当てることがどれだけ痛いのか知る由もない。
「女の水着なんか着てよ! ヘンタイめ!」
「違うっ違うっ違ぁう!」

 ビチビチビチッ
 縦横無尽に硬くなった肉棒とふにゃふにゃの金玉が水着のなかを暴れまくった。透け透けで中身がどんな惨状になっているか、少女たちにもよく解る。

「うふふふっ いやぁーねっ。可哀想に」
 お仕置きというよりは愉しさを味わうためだけにトリガーを引き続ける秋穂。わざわざ亀頭を狙って集中的に水流を当てた。
「うがぁあんっ」
「うふふふっ」
 それに飽きると金玉を交互に下から突き上げる。ポンポンポンポンと玉が打ち上がり、玉は結局逃げ場もなく落ちてきた。それをまた間髪も入れずに撃つ。交互に右の玉と左の玉が虐められ、曜太は内蔵を締め付けられるような痛みに苦しんだ。

 急に性感が高まる。

 曜太の股の間から大量の水が滝のように落ちてくる。その絵面はまるでお漏らしでもしているみたいにびちゃびちゃと恥ずかしさを誘った。女性の前で股間から水を垂らすのは思春期の男子にとって熾烈な恥である。
 しかし小便よりもっと恥ずかしいものを出してしまいそうだった。
 羞恥に極度の痛み、女性用水着の着用という興奮に、歳の近い少女からの虐待。直接触れてもらえない悲哀。少女たちは遊んでいるだけで曜太を満足さてやるという目的はない。
 それでも水鉄砲の水圧は心地よい痛みを誘ってくる。

「んがぅっぅ…」
 ビクビクッ
 おちんちんを震わせる。

 ぴゅううっ

 先っちょから精子が漏れ出ていた。

 ぴゅぴゅうっ
 どぴゅうっ
 ぴゅっ
 ぴゅうっ

 水着から白いものが次々と滲み出てくる。白い水着なので幸い少女たちは気づいていないようだ。水に紛れてすぐに洗い流されバレることはなかった。
 手や膣で固定されていない竿への刺激は微弱過ぎて満足行く射精ではなかった。むしろ苦しい。もっと思い切り発射させたい。しかし水鉄砲による少女たちの攻撃は射精させる目的ではない。それに少女たちもこんな弱々しい刺激で射精なんてするはずがないと頭から思い込んでいた。
 それにお仕置きを始めたばかりで射精するなんて誰が思うだろう。超弩級の恥ずかしい早漏野郎だったなどと秋穂も海夏も思ってもみないことだ。

 こんなことで射精しちゃうなんて恥ずかしい。曜太は声を上げ身体を捩って何とか誤魔化そうと必死だ。

 ぴくんっ
 ぴくっ ぴくっ

 おちんちんが萎んできた。

「お、なんか改心したみたい…?」
「んー」
 秋穂は「もしかして…」と思いながらもまさかこんなに早く射精するなんてあるはずがないと思い直す。いくら早漏でもこんなに早く射精するなんて男性としてどうなのと思う。ぷっと笑って自分の考えがあまりに飛躍しすぎだとすぐに否定するのだ。
「でもあんなに興奮していたのに縮ませることができるんだ? 男の子って不思議」
 秋穂はこの曜太というヘンタイ男子をもっと調べる必要があると思った。

「これからは女の水着を着るとかヘンタイなことやんなよ?」
 射撃をやめて海夏は満足していた。自分の制裁で誰かが改心するなんて気持ちのいいことではないか。彼の股間が萎んだことについては深く考えない。朝勃ちみたいなもので時間が経てば治まるものなのだろうと勝手に検討付けた。


「…ぅ… ぅ」
 曜太は射精してしまった恥ずかしさで下を向いて二人と目を合わせられなかった。
 智子さんには文句を言ってやろうと決意をするのだった。
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スケスケ水着でサバイバルゲーム①

 白い女性用水着を身につけた曜太は海岸線に沿ってジャングルの中を走っている。

 ビキニのトップにはヌーブラが仕込まれていた。ボトムは股間のもっこり具合を隠すためにパレオ付き。片側を結んであって薄っすらと透けたデザインだ。
 ゴーグルを装着している。髪は栗色のロング。後ろで2つに縛ってお下げ髪にしていた。

 AK-47を模した水鉄砲を抱えて、背中にはタンクを背負っている。

「死んどけやー!!」
 ガサガサと頭上から女性が降ってきた。プッシャーと水が乱射された。
「くっ」
 背後を取られた曜太は咄嗟に横っ飛びし茂みに隠れる。ヒットされれば恥ずかしい罰を受けることになってしまう。必死だった。

「騙せると思ったんか!」
 水が撒き散らされた。オレンジ色のビキニを着た海夏(うみか)だ。彼女は曜太と同じ装備だが水鉄砲だけではなく、通常のBB弾を詰めたハンドガンも装備している。
 赤茶髪にそばかす、よく陽に焼けた肌。割れた腹筋に、脂肪の少なめのおっぱい。全身に付いた小さな擦り傷や絆創膏は彼女のがさつさをよく表していた。
 曜太と同い年だ。

 海夏はハンドガンに切り替えて直接茂みに銃撃をしてきた。
 パシュッ パシュッ
 しかし曜太は既に茂みから離れている。奥の木の影に隠れるようにして海夏の様子を伺った。彼女はハードルを飛ぶみたいにして茂みを軽く飛び越してきた。驚異的な身体能力だ。
 島育ちの強さに都会育ちの曜太は怯んでしまう。

 攻撃を恐れず向かってくる姿は鬼神だ。

 パシュッ
 突如として別方向から狙撃される。

 弾は曜太の頬を軽く掠めた。

「チェックメイトよ」
 茂みから飛び出す秋穂さん。2つ歳上のお姉さんだ。海夏の姉で見た目はおっとりとしている。白地に花柄のぴったりとした女性らしい水着。ロングの黒髪にレンズの大きなブルーのサングラスが似合う。
 パシュッ
 パシュッ
「当たったでしょ!?」
「掠っただけですっ」
 焦りながら曜太は銃撃の雨をくぐり抜ける。

 秋穂の腕が悪くて助かったと思い、曜太は勢いのまま敵陣のフラッグが差されたスペースに飛び込んだ。黄色い旗を取ればこちらの勝ちだ。
 周りを木々に囲まれた拓けた場所に立った。両サイドに鳥居のようなゲート状の木々を潜ったところで「あっ」と身体が宙に浮く感覚を味わう。
 手を伸ばせば旗が取れるところだったのにどんどん離れていく。
 曜太は荒い網目のロープに絡まっていた。跳ね上げ式の罠だ。

「うぐ」
 ぶら〜んと宙吊りになる。銃が網目から出てぶら下がった。手足も網目から出て、ロープが股間に食い込む。
 そんな曜太の前に秋穂と海夏が悠然と現れた。

「いい格好ね」
 澄ました顔の秋穂。

「死ね変態!」
 海夏は笑いながら落ち着いて銃を構え、パシュッと打ち込んできた。
 曜太のお尻に刺されたような痛みが走る。

「うぅく…」
 曜太は勝利目前で敗北した。小さな声で「ヒット…」と宣言する。

「お前 男だったんだな!」
「まあ最初から怪しかったけどね」
「負けたんだから罰ゲームだっ」
「そうね。このままお仕置きしよ」
 姉妹二人は用意していた手錠と竹竿を持ってくる。宙吊りの曜太は自力では降りられないし逃げられない。海夏が網目から出た曜太の腕を掴んで後ろに回した。ぴったり揃えられて秋穂に手錠をかけられる。
 竹竿は1メートルほどに切られていて、その両端を曜太の両足にロープで括り付け固定してしまった。
 白い女性用水着の曜太が恥ずかしい格好でぶら下がっている。
 手を後ろに回し、大股開きで女子の前に晒される。

 さっそく曜太のおちんちんが勃起を始めていた。秋穂と海夏の見ている前でむくむくと半勃ちになる。

「こいつ!!?」
「あらあら…」
 秋穂は股間のもっこりを認めてよく見えるようにパレオを解いた。奪われてしまう。
 女性用水着の股間におちんちんの形がくっきりと現れていた。

「…」
 曜太は顔を真っ赤にして、目をつぶって顔を背ける。拘束されているのに興奮していますと余計な情報を女性たちに与えてしまった。

「てめぇ… なんのつもりだ!」
 海夏の水鉄砲が噴射された。ホースで庭に水を撒くように冷たい水の光線が飛んでくる。曜太の股間を狙い撃ちされた。

「あっぅ!?」
 おちんちんにビチビチビチと激しい水流が当てられた。金玉に圧力が加わり、肉棒が右へ左へ逃げ場を失い逃げ惑う。

 放水が止む。
 白い水着は透けて中に収まっている男性器がくっきりと見えた。
 冷たい刺激に曜太はいやらしく興奮し、おちんちんをカッチカチに反り返らせ、大きくさせてしまった。水着を突き破らんばかりに膨張している。
「ぷっ」
 秋穂が失笑する。
「このっ」
 海夏は懲らしめるために銃撃したのに、痛みが逆に彼を興奮させたのだと解って血圧が上昇していく。

 びくんっ
 びくっびくっ

 更なる刺激を求めているかのように陰茎は脈打った。曜太はそれを隠したい。内股になるが括り付けられている竹竿のせいで足を閉じられない。

「お前っ …こ …このっ」
 顔を真っ赤にした海夏。

「懲らしめるだけかと思ってたけど、愉しめそうじゃないの。うふ」
 しかし秋穂は余裕の態度で、ジロリと曜太の恥ずかしいおちんちんを見てやった。その舌舐めずりに曜太は恐怖するのだった。

裸になって日本庭園を駆け抜けることの意義

 智子はふと我に返ることがある。
 いったい私は何をしているのだろうかと。

 切れ長の目にサラサラしたロングの黒髪。大きく張り出した胸に引き締まったお腹。そして清純さを感じさせる白い肌。
 一糸まとわぬ姿で庭園の端を歩いていた。

 片腕で胸を隠して右手は何となく下腹部の辺りに這わせている。昼下がりの曇り空で今にも雨が降り出しそうだった。

「師匠、…これが悟りというものでしょうか」

 智子は常に周りに人の目がないか気にしながら木々の間に隠れる。林の中は湿った空気で満たされてひんやりとしていた。しんとしていて厳かな気持ちになる。
 木立の間から屋敷を見ると中居や他の使用人たちがいつも通りに仕事しているのが見えた。「唯々田さんはどこ行ったんだろうな?」と従業員同士で智子のことを話題に出しているようだった。あの人たちは善良な一般市民であり、地に足を着けて普通の暮らしをしている。みんなが一生懸命に働いているのに、智子はイケナイ遊びにかまけていた。

 おっぱいを揉んでみる。
 誰も見ていない。

 若い女性がこんなことをしているなどと知られたら恥辱のあまり死にたくなるだろうか。木の陰に隠れて股間を撫でてみた。
 ドキドキと心臓が高鳴る。
 とろけるような快感が迸った。
 智子はうっとりと自分の世界に埋没して行きたかったのだが、一方で理性がそれを留めるのだ。生徒会長を務める人間がこんなに淫らなことでいいのか? 誰も見ていないからと言ってアブノーマルな行為は断罪されるべきだ。「清く正しく美しく」とは日本人女性のためにある言葉と言っていい。生徒たちの規範となるべく筆頭の自らがこんな変態行動に勤しんでいるのはいい笑い者じゃないか。もう止めなければと何度も自分自身で説得をした。

 だが、乳首を弄る指の動きが止められなかった。

「ん…」
 コリコリと圧迫すると甘美な刺激が全身に行き渡った。清楚に見えて乳輪が大きめで、あどけない顔立ちの智子だが乳首は授乳をしたがっているみたいに大きく成長している。
「はぁ… ふ… ん…」
 声を殺しながら自分自身を責める。これを最後にしよう。こんなことはもう止めてみんなの元へ帰らなければ…。

 カサッ…

「!?」
 智子は素早くしゃがんでいた。
 自分の身体を抱くように屈むのだ。今の物音は何だろう…? 静かな森林には人の気配がない。小鳥か昆虫も知れない。
 だが解っていた。潜んでいるのは鬼だろう。邪悪で淫靡な世界へと誘う妖かしの類だ。鬼は智子の心の中に侵食してエッチなことをさせようと躍起なのだ。
 鬼が笑っていた。痴態を見せる智子の恥ずかしい姿がおかしくて手を叩いて笑う。

 智子は辺りを警戒しながら立ち上がった。
 大きな胸にくびれた腰とキレイなカーブを描いたお尻。しとどに濡れた股間。美しいプロポーションの女性だ。
 もうお遊びはここまで…。

 智子はタイミングを見計らって林の外に出る。

 サササと庭園を突っ切った。ぷるんぷるんとバストが揺れて邪魔だなと思う。胸を抑えながら大きな岩の後ろまで走った。ちょうど智子が一人分隠れられるくらいの大きさだ。

 屋敷にだいぶ近い。庭園の中央には大きな池があり、朱色の橋が架かっていた。あの橋を超えて屋敷の軒下のところまで行けば脱ぎ捨てた服があるはずだ。
 今なら従業員は姿を見せていない。
「よし…」
 智子は走った。
 うら若き女子高生が朱色の橋を駆け抜けていった。全裸で汗や恥ずかしい分泌液が散る。屋外で直接肌に感じる空気が服を着ているときよりも新鮮で気持ちがいい。
 生まれたままの私の姿を見てと智子は誰にともなく訴えていた。
 真っ赤に染まる顔は誰かに見られていると感じるからだ。
 憂いの表情で橋を渡りきり、軒先に急いだ。従業員が歩いてくるかも知れない。もし見られたら終わりだ。
 おっぱいがたくさん揺れた。
 激しく上下左右に弾んで恥ずかしかった。

「っ!?」

「リーナ様はどこいったべ?」
 角刈りの男性従業員が後ろの後輩と話しながら出てきた。
「さっきまで駐車場のほうに唯々田のお嬢さんと一緒に居ましたが、どこにいったんでしょう」
 20代半ばくらいの青年が廊下を進んでいった。

「…」
 智子はギリギリ床下に滑り込んでいた。
「ふ… ふ…」
 息を殺しながら激しく胸を上下させた。息が上がって熱い。冷や汗が噴き出してきた。

 お外で全裸になるのは子どもの頃から惹かれていた淫靡な世界だった。こうして足を踏み入れてみるとスリルと快感で病みつきだ。もう帰れないのかも知れない。

「お姉たん見っけ!」
「ハぅッ!!?」
 智子は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。

 情けないくらい慌てふためいた。ぱこんっと智子は板に頭を打ち付ける。

「お姉たん。しっ」
「な☆@師匠っ%?」
「落ち着きなって」
 振り向くと金髪の少女が口に人差し指を充ててニヤけていた。

 名はリーナという。智子の姪だ。ハーフで高級料亭の娘。とても陽気な性格をしている。ショートカットで髪の左を無造作に縛ってある。右側の前髪は長めで垂らしたままだ。妖精のようなキラキラした目をしている。大きな碧い瞳にカールしたまつ毛、すっとした高い小鼻、うるるとした厚い唇。大人びた表情で6つも歳上の智子をからかった。

「次はお姉たんの鬼だよっ」
 リーナは水色のワンピースを脱ぐと真っ白い肢体を披露する。智子と同じ一糸まとわぬ姿を晒した。すとんと平らな胸に薄い乳輪。ぽっちが付いているだけの乳首。割れ目を隠す毛はない。
 幼い身体は蕾のように可愛らしい。
 智子は思わず赤面してしまう。

「いや、師匠。もうやめないですか? このヘンな遊び」
「リーナは鬼ばっかりやったから次は隠れるほうやりたいっ」

 少女は全裸のまま庭園に出る。周りを警戒しながら林のほうへ向かうのだ。

 缶蹴りの要領で自分の服を林の向こうから取りに来るというこの変な遊び。二人だけでやって何が楽しいのだろうか。しかし既に悟った智子は知っている。これも修練の一貫。野外で全裸になることが愉しいのだ。これからも師匠に付いていこうと思う。

月水木曜太の淫靡な受難

 壮絶な光景だ。
 月水木曜太(つみき ようた)が下半身を晒して逆立ちをしていた。

 三点倒立をしながら、両足をふらつかせながらもうまくバランスを取っている。彼の勃起した陰茎に複数のピンクローターが取り付けられていた。
 静かな室内はゔぃーん… とモーター音が響き渡っている。

 ネクタイで目隠しをされてヘッドフォンで耳をふさがれた状態だ。口にはギャグボールを咥え、ヨダレが床に落ちて溜まっていた。
「はぁはぁ… フゴ…」

 特筆すべきは女子の制服を身に着けている点だ。実に興味深い。
 上半身はブレザーでリボンもキチンと結ばれているが、下半身はスカートが逆立ってすべてが曝け出されている。
 彼の尿道口からは恥ずかしい糸がとろぉりと床に垂れて、やはり水溜まりをつくっていた。
 智子は自分の席に座ってカバンを肩から下ろし床に置いた。パイプ椅子を90度回転させ、逆立ちして壁に張り付く曜太を眺める。

「月水木くん? 今月の備品購入の件なんだけど…」
 智子の声は聞こえないようだ。智子の入室にも気づいていないのかも知れない。ヘッドフォンから僅かに音漏れしている。
「予算の枠を超えての申請は自動的に却下でいいんだよ。わざわざ私のところへ上げてこなくても大丈夫だから」

 曜太はおちんちんをビクンッとさせてそれを返事に変えた。ガマン汁がどくどくとみっともなく溢れてきて、今にも射精してしまいそうだ。

「どうして黙ってるの? 人が話しかけているのに…」
 智子は立ち上がって長テーブルの上に置いてあるスマホを取った。スマホは本に固定されて立てかけられていたことから撮影中だったと思われる。角度やカメラが向けられている位置からもそれが解る。

 智子は角度を変えずに持ち上げてそれを曜太に近づけていく。あられもない格好で逆立ちをしている彼にカメラをズームインさせたのだ。
 近づけていっておちんちんを大映しにしてみた。スマホの画面には勃起した男性器がビクビクと脈打っている様子が収められている。
 智子は美しいとさえ思った。
 犬のヨダレのようなガマン汁に、重力に負けて垂れ下がる金玉。キレイに毛が剃り上げられて二年生なのにパイパンとか…。アナルがヒクヒクとヒクついていた。
 太ももやお尻にピンクローターがテープで固定され、伸びている線はおちんちんへとつながっていて、肉棒にも丸い物体がテープで取り付けられている。
 ピンク色の碁石みたいなものがいくつも貼り付いているのだ。まるで睡眠中の脳を研究するために、頭に測定装置をたくさん取り付けている人みたい。

 智子は小さくフと笑ってしまった。
 堪えろ。
 こんなことで笑いたくない。堪えろ。

 智子は表情を取り戻して、足を肩幅に広げ曜太の正面に立った。すーすーとスカートの中に感じる外気は自らの性器を刺激する。
 この外気には熱が篭っていた。「パンツを穿いてないなんてとんだ淫乱娘だ!」「生徒会長として恥ずかしくないの?」「ノーパンで男の顔を跨ぐなんて良家の娘とは思えんっ」世間からの当然の声が熱となってスカートの中に篭っているのだ。世間の波に逆らって欲情するなんて… と、智子は頬を赤らめる。
 目隠しをしているとは言え、後輩の顔をノーパンで跨ぐなんて…。

 とても恥ずかしいので智子はお返しだと言わんばかりにスマホをおちんちんに近づけてやった。生徒会室で一人 陰茎を晒し逆立ちをする変態さをしっかりと映像に記録してやった。
 智子のほうが優位に立っているのだと教えてやらなければならない。

 月水木曜太に女装癖があると知ったのは、彼の入学2日目だった。

 智子は彼が女子の制服に着替えているところに、偶然にも出くわしてしまったのだ。それが偶然と呼べるのかどうかはまた別のお話なのだが、ともかく彼の薄ピンクのランジェリー姿を目撃してしまった。

 以後、曜太を矯正するために智子の指導が始まった。
 この秘密は2人だけの秘密(あそび)だ。

 今日の放課後、智子が生徒会室にやってくるまでに「君の誠意を見せてもらえない?」と曜太に問を与えたのだ。
 今日は夕夏が休みだし、しっかりと生徒会室に鍵を中から掛けておくようにと指示もしておいた。

 入室してくるのは鍵を持っている智子だけではないはず。他にも先生や緊急の用事で生徒が訪ねてくるかも知れなかった。その危険を顧みず、乗り越え、曜太はある種のギャンブル的にこの格好へと辿り着いたのだ。
 智子に自分の誠意を見て欲しいという一心で… である。
 彼の勇気に賛美を贈ろう。

 智子は彼に評価を与える立場。
 もちろん『優』を与えると共に僅かばかりの褒美を上げなくては… だが、それはまだ恥ずかしくてできなかった。
 清廉で気品に満ちていると思ってくれている曜太のためにも、智子は自分がノーパンだと告白する勇気はなかった。

―いつか。

 智子はいつか彼の目隠しを外してあげようと思うのだった。
 今はまだ智子だけの秘密である。

ノーブラ・ノーパンライフ③

 清々しい。

 生徒会室に一番乗りでやってきた智子(ちこ)は窓を開け放つ。
 教室からここまで来るのに何人もの生徒とすれ違った。何気なく挨拶し、一言二言の会話を交わし、いつもの級友や後輩たちが智子のことを慕った。
 日常的なありふれた風景だ。

 それなのに私はノーブラで、しかもノーパンなのだ。

 そう自覚するだけで非日常が訪れる。
 ある種の高揚感。
 いつも堂々と張っていた胸は心なしか内向きになっていた。制服のスカートの下はスースーとして外気が性器に触れている。破廉恥だ。下着を付けないなどという変態行為を生徒会長の職務にありながら遂行している。日本人女性としてもあるまじき下衆の行為である。

 しかし智子は表情を崩さない。
 箱の中の猫は開けるまで死んでいるのか否か、それは智子以外には誰にも解らないのである。
 廊下を歩いて、先生にも挨拶を交わし、普通に生徒会室に辿り着いた。誰も智子のことを疑っていなかった。人間はノーブラノーパンでも生きていける。
 だが、もしバレてしまったらどうなるだろう…。
 ズキッと心臓が跳ね上がった気がした。
「はぁ… はぁ…」
 頬が上気して胸が熱くなる。鼓動が激しい。
 膝上13センチの心もとないスカートだ。今日は風が強い。開け放した窓から気持ちのいい風が入る。カーテンがヒラヒラと揺れるのだ。スカートも風によくなびいた。もし誰か入ってきたら…。急に突風が吹いたら…。

 突然、コンコンとノックの音がする。
 智子は「ハッ」と我に返った。襟を正してキリッと表情を調整しておく。

「あ、ちょっといいかな」
 その声は華藤鏡花だ。
 ドアを開けて入ってきたのはピンクレッドのメガネに長い髪を後ろで2つに分けて結わえているクラスメイトの少女。智子のことを何かとライバル視する不敵な彼女…。
 生徒会役員ではない。いつものメンバーの誰かが来ると思っていたので想定外の珍客。何をしにきたのか。
「お仕事の邪魔になるかな」
 フレンドリーで強引なところもある鏡花。特に智子の返事を待たずずかずかと生徒会室の真ん中へと進んだ。長テーブルが2つ並べてある。パイプ椅子が4脚。その1つにどかっと座る。

 智子は「帰れっ」と内心 思った。
「何か御用でしょうか?」
「窓の外なんか見て別に仕事は忙しくないのかな? 他の役員も居ないし、生徒会って案外 暇なんだね?」
「これから忙しくなる…」

 一陣の風が吹く。

 すべすべとした智子の白い太ももが露わになる。もちもちとした美味しそうな柔肌だ。スカートが捲れて秘密のトライアングルゾーンまで後一歩だった。

 バッ
「…なるところですが」

「…」
 鏡花は智子がスカートを抑えているのを見ている。反射神経には自信のある智子だ。ノーパンが発覚することなどあり得ない。

「…ねえ、唯々田さん。もしかして…」
 メガネの奥の目がキラリと光った。
 思えば一年生の頃からテストの点数を聞いてきたり、体育の競技のときに突っかかってきたり、鏡花は口にこそ出さないが自分という存在を智子に焼き付けようとしているみたいだった。
 付きまとっていると言っていい。個人的には『ストーカー』だと認識しているが世間的な基準からはお友達と見られているのかも知れない。
 心外である。
 鏡花には友だちがいない。
 もちろん、智子も鏡花の友だちになった覚えはない。級友以外の何者でもないのだ。

 鏡花は相手の弱みを握ったと言わんばかりにニヤリと唇を歪ませた。
「もしかして… 唯々田さんって今日、あの日だったりする!?」

「…は?」
 このデリカシーのなさがボッチの原因だと気づかない辺り、憐れだとさえ思う。智子は光を失わせた瞳で憐憫の情を込め鏡花を眺めた。

「もしかしておパンツがお汚れになっているんでは? ずっと気になっていたんだよ。慌ててトイレに駆け込んだり、今のスカートを抑える神憑り的なスピードとかスゲーし。よかったらあたし換えのおパンツ買ってこようか?」
「けっこうです」
「では行ってくるね。近くのコンビニならすぐだし!」

 やめろこのド変態と智子は思いながら安堵もする。ショーツなら汚れてもいないし、そもそも穿いてないのだから。ノーパンがバレた訳ではなかったのだ。